「膝の内側が痛いの…病院でヒアルロン酸を打ってもらってもなかなか治らなくて」

 

先日そんな患者様がいらっしゃいました。

こちらの患者様定期的にゴルフやテニスなどを定期的に行っているアクティブな方です。

 

～主訴～

膝の内側の痛み

運動後に腫れや熱感を伴う痛みが生じる

 

～受傷機序～

ハッキリとしたものは無いが運動後に膝の内側が痛い

 

～症状～

腫脹＋　熱感＋　圧痛＋＋（膝内側、お皿の斜め下あたり）

運動後の痛み＋　膝を伸ばしきった時に痛い

 

～当院の見立て～

鵞足炎

 

膝が痛いと「関節が悪い」と思ってしまう事が多々あると思いますが、しっかりと見せて頂くと関節が悪いとは言い切れない事もあります。

 

そんな方に多いのが

「鵞足炎（がそくえん）」と言われる膝の痛み

 

鵞足炎は関節ではなく、太ももの筋肉のスネに付く部分で炎症が発生する事で起きる膝痛です。

原因としては股関節の可動域の低下、太ももの筋力の低下によりO脚のような姿勢になり、膝の内側に負担がかかる事で発症します。

 

こちらの患者様も股関節の可動域の低下が顕著でした。

疼痛部分の痛みを止める為の電気治療、負担のかかっている筋肉への鍼治療、手技療法にて股関節の可動域制限を起こしている軟部組織のリリースを行い緩解しました。

 

しかしスポーツ活動をすると再び痛くなってしまいます。

脊柱の回旋可動域、頚部の回旋可動域など運動時に膝に負担を掛けている部位にも介入し運動療法や手技療法を使って現在治療を進めています。

 

おおむら鍼灸接骨院では患者様一人ひとりの体をチェックし一人ひとりに合った治療を選択致します。

 

膝の痛みだけではなく、腰の痛み、首の痛み、肩の痛みに対しても同様に身体をチェックして一人ひとりに合った治療をご提案いたします。

 

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　～大分県別府市の健康相談処～
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ブログ執筆者

大村　渉 (おおむら　わたる)

柔道整復師　/　鍼師　/　灸師

2013年　柔道整復師国家資格取得

2019年鍼灸師国家資格取得

東京にて500人/日の患者来院数を誇る世田谷区の「つかもと整形外科醫院」にて知識経験を磨き

2022年2月に地元大分県別府市で【おおむら鍼灸接骨院】を開業

痛みの改善、不調の調整をしながら根本的な症状の原因を正す為機能改善を目的とした運動療法に特に力を入れている。

のべ約52000人の施術実績で特に症状の鑑別に関しては自信を持って日々の臨床に向き合っている。